Lee WESTERNER 1959 MODEL

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週末なので人気のないVintageコーナーです・・・(u_u。)
今回は久しぶりに、Vintageのデニムシリーズでいきたいと思います。前回
Lee RIDERS 101-J 1950’sMODELまで紹介しておりますので今日はLeeの
ジャケットの中ではちょっと変り種のWESTERNERを登場させました。

Leeは1959年、『西部の人』を意味するウエターナーを発売開始します。
1959年の当初はカウボーイ用のアイテムとして発売されていたのですが、
コットンウィーブというサテン生地の穿きやすさとオフホワイトのカラーが
アメリカ東部の学生の間で大ブレークしました。
品番は100のシリーズでLee WESTERNERのジャケットは100-J、パンツは
100-Zという品番でした。
最初はオフホワイトのみでしたが、1960年初期にモカブラウンが発表され、
品番は100ではありませんが、その後1970年代までに黒、緑、茶、赤、水色
などが出て来ます。

素材がコットンサテン地という以外は、デザイン・ディテールはほぼ 101-J
と同じです。
私がこだわるのは、Lee  WESTERNER 100-Jが1959年発売という背景から
やはり最初期の1959年モデルを着たいという点です。
WESTERNERはその素材から、デニムJKよりもファッション性が強く、若者
に人気があり、とても長い期間製造されていました。その結果ネームタグに
色々な変遷が見られます。
1960年代に入るとネームタグに100-Jの文字やサイズの刺繍が入り、文字列
が増えて行き、最終的には1970年代後半に舟形折りの三角タグになります。

ご覧の様に、私のLee  WESTERNERのタグは100-Jの文字が入らない最初期
のタグになります。初期タグはサイズネームも別付けでネームタグの下に縫い
込まれます。
やはり50’s好きなら、Lee  WESTERNER 100-Jも1959年モデルじゃないと
ダメなんですね〜

最初に説明した様にデザイン・ディテールや縫製は、Lee RIDERS 101-J と
ほぼ一緒なので、細部の説明は前回のLee RIDERS 101-Jの記事を参考にして
下さい。
唯一異なるのは、ウエストベルトのサイドアジャストタブを留めるボタンが
ウエスターナーの場合プラボタンが使われている点です。

デニムのジージャンと違いウエスターナーの場合は色がオフホワイトな為か、
やや洗練された綺麗なイメージがあるので、私には似合わないと言う声をたま
に聞きます。・・・なんで?

以上、久しぶりのジージャン蘊蓄シリーズでした〜

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