Heavy Zone N-2

こんばんは〜いつものボヤきですが、世間では3連休なんだとか (# ̄З ̄)
勿論わたくしはお仕事です〜まあ寒くてどこも行きたくないからいいんです
けど!
例によってアクセスの少ない連休のど真ん中、極一部の人にしか受けない自
己満足のVintage BLOGでいきます!

久しぶりのフライトジャケットネタです。今日紹介する私のVintageコレク
ションはType N-2です。
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前回フライトJKを最後に紹介したのが、昨年の2月14日のB-15Dでした。
いや〜長い間フライトJKさぼってましたな〜
そのB-15Dが所謂 Intermediate Zone の締めくくりだったので、今回から
Heavy Zoneになります。アメリカ陸軍航空隊が定める気温域によるフライ
トJKのタイプ別は、わかり易く言うとそれほど寒くないLight Zone 普通の
冬の寒さが Intermediate Zone そして Heavy Zone が結構寒い気温域で、
正式には摂氏10度〜マイナス30度までの気温域と設定されてます。この辺
りの細かい説明は以前にも書いているので、 Vintage Flight Jacket カテゴ
リーのバックナンバーでどうぞ!
私が今BLOG上で紹介しているフライトコレクションは布製の物、コットン
〜ナイロンに変った一連のシリーズです。レザーのシリーズは布製の紹介が
終了したらじっくりやりますので、期待せずに待っていてください!

ということで、今回は Heavy Zone でナイロン製フライトJKの1stバージョ
ン、1945年正式採用の N-2 です。
Intermediate ZoneのB-15シリーズとの最大の違いはやはりボア衿では無く
フードが付く事です。しかもそのフードはフライト用ヘルメットの上にかぶ
れる大きさで、内ボア張りフードのつばにはファーが縫い付けられています。
更に特徴的なのは、そのフードがジッパーで二つに割れ、かぶらない時は
肩の上に垂らしておくことが出来る仕様になっています。
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最近のファッションにもこのN-2型のフードは良く使われますが、元祖は
コレです。
N-2は、Light ZoneのL-2/Intermediate ZoneのB-15B同様に第2次世界
大戦終了後にアメリカ陸軍航空隊が採用したオリーブグリーンのアウター
シェルで出来ています。
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他のフライトJK同様にN-2もいくつかのメーカーが、国から依頼されて製作
してましたが、Vintageマニアの間では REED PRODUCTS 社製の物が一番
人気で、縫製も各ディテールも他社の物と比較になりません!勿論私のN-2
も REED PRODUCTS です (*^-^)
フロントの酸素マスクホースの固定用タブも、L-2やB-15B同様レザーのタブ
が付き、N-2は内ポケットが無く外側の腰ポケの袋に貫通するポケット口が
内側にあります。これって以外に知られていないディテールです。
そしてフロントのメインジッパーは王道のクラウンのスプリングです。リード
のN-2はシガポケもフード開閉もクラウンを使ってます。

以上、簡単に説明しましたがって、簡単じゃなかった?
まあL-2シリーズやB-15シリーズから比べると、あまり普段着れるタイプの
フライトJKでは無いのですが、皆さんに人気のN-2BはこのN-2が初代で、こ
の後N-2Aから展開されて行くわけです!
このN-2、当然ですが1940年代のジャケットですから、現存すること自体が
凄いことなんすよ〜

またまた最後まで読んでくれた人がどれだけいるのか気になるところですが、
わたくし非常に満足しております!それでは仕事に戻りま〜す!

 

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