03 | 11月 | 2011 | eijucraft

こんにちは。今日は文化の日、祝日だった！俺はお仕事だった！仕事の合間
に昨日の復讐を文化の日と交えて知的？に語ってやる！

日本には色々な文化があります。色々な意味の文化があります。そのなかで
今日は、日本が発祥の国と言われている「もったいない」文化について書き
ます。例によって俺流の『MOTTAINAI』文化

昨日の記事、カッコ良くお直しを決めてVサインで締めくくるはずが、とん
でもない落ちが待っていた。あのままでは収まらん！
ここから直し屋の復讐が始まります。

昨日の記事に書いた長女の制服関係のちょっとしたお直しですが、今まで
コレだけは娘の名誉のためにブログネタにするのはやめておきました。
しかし！昨日の俺に対するあの仕打ち・・・許さん！

前に話したEASTBOYのソックスです！

毎シーズン、自由の女神の色が微妙に変わったり、反対側のワンポイント
のデザインが変わったり、我が家にも同じようなソックスが沢山あります。
娘はこのソックスを私の所に持って来て
「また穴があいちゃったからお願い！」といいます。

コレだ！穴のあいたソックスを直して履いているなんて、昭和を小馬鹿にし
ている娘には言われたくないことだろう！ふん！暴露してやる！

今時ソックスなんて穴があいたらポイだろう、戦後まもない時代じゃないん
だから、俺も3足1000円くらいならそれでもいいのかなと思う！
でも『もったいない』やろ！こんな小さな穴があいたくらいで、でも穴が
あいたままもったいないから履けとは言えない。
俺が専門に通っていた1980年代後半、大DCブランドブームだった、DCの
靴下はたいしたもんでもないのに、ブランドというだけで1足2,000円もし
ていた。それに小さい穴が開いたくらいで、捨てるわけにはいかない貧乏学
生の俺は、独りアパートでチクチク直していたもんだ！
そんな習慣を身につけたオヤジは、自分の子供の靴下も良く直してやってい
た。だから未だに長女もこうだ！

さらに暴露してやる！娘は足の爪をよう切らん！だからなおさら穴が開くの
が早い！・・・ざまあみろ！言ってやったぜ

お直し屋オヤジはこれを渡され、ブツブツいいながらも朝飯前に片付ける。

手を突っ込み穴の大きさを確認、コレをただつまんで縫ってしまうとすぐに
その周りに穴が開く！ソックスは布帛ではなく編物だ、だから収縮性をもた
せる為には穴の大きさをつぼめるのではなく、糸を編み込むようにして縫う
チクチクとグシ縫いの様に、そして最後に刺し子のようにして仕上げる。
内側に違和感がでない様に。

出来上がり！

これで当分もつ！というより新品よりもリペアした後のほうが丈夫になり、
娘の伸びた爪でも歯が立たない！そして踵がスリ切れたらサヨウナラ！
勿論かかとのスリ切れだって直せるが、やはりそれは履き心地が悪いので
娘も履かないと思う。
ありきたりの話しですが、今の日本は何でもかんでも「使い捨て文化」！
じつはこんな貧乏臭い話し娘も嫌だろうが、オヤジだってあまりしたくは
ありません、いい復讐ネタで「もったいない文化」について話したんよ！
だって、やっぱりもったいないよ！

さて、次なる復讐は！こうたお前もだ！
娘の女友達の物だと思っていたこのシャツ、本当に女友達のだったら昨日
のタタキミシンで自由の女神だって描いてやるぜ！

マジ冷静に見ればメンズシャツの何ものでもなかった！バカだった！
でもメンズのシャツをわざと着る女子高生もいるからな〜

娘の女友達だと思っていたから名誉の為に黙っていたが、今となっては復讐
の的！もともと俺が直すほどのシャツではなかった！くどいようだが女友達
だと思ったからリペアしてやったのに・・・

生意気にも高そうなドレスシャツに近づきたくて、アームホールの折伏せが
10mmステッチだよ！

でも、よく見りゃ地縫いは曲がってるし、ステッチ幅は9mmになったり11
mmなったりしている、おまけにヨークのステッチ！この前説明したコバス
テッチですが、2mmはある！この素材なら最低でも1mmでかけられるはず
いや0.5mmでもいける