いや〜 熊本大変ですね
私も何人か熊本に知り合いがいるので心配です。
熊本に震度7がくる40分くらい前に東京23区が震源の直下型があったばかりだったのでビビりました・・・
夜が明けたら被害はもっと大きくなってるんじゃないかと、心配しながらラジオ聴いて仕事しています。
さて、一昨日多摩川のアユの話が出たので今夜はこんな話をしますね
多摩川のアユ釣りといえば上流部が有名ですが、実は世田谷でも鮎の友釣りができるんですよ!
俺が今の Greeeeeen Head にする前、もう15年も前の話ですが、千歳船橋にあった青山理容店という床屋に行ってました。
なぜ俺がそこの床屋を選んだかというとですね、お店に大きな水槽があって道路側からも店内からも水槽の中が見られるようになっていて、そこに沢山のアユが泳いでいるのです。
まるでオトリ屋のように でも世田谷ですよ! チトフナの駅の近くですよ!
そりゃ俺は食いつきますよ!
店主はおじいさんでね、毎回髪の毛を切りに行くと2人で鮎釣りの話でした。
おじいさんの故郷は山梨で、ホームリバーは桂川だと話してくれました。狩野川へもよく釣りに行くと言ってました。
で、気になる水槽のアユですが、おじいさんが多摩川で釣ってきたアユを井戸水で飼っているんです。
お店が休みの時や、お店が始まる前の早朝に多摩川に出かけて釣ってくるのだそうです。開店前に行けるような場所ですから もちろん世田谷区内です。
オトリ屋なんかない世田谷ですから、おじいさんは毎回お店の水槽からアユをオトリカンに入れて多摩川に行くんです。
それもメイトで! メイトですよ!メイト!
メイト知らない?
ヤマハ メイトよ!
これ!
ま、ほとんどの人がコレ見るとカブって言うかもね
カブはホンダ! サリーちゃんの弟もカブ! 誘拐犯もカブ!
だけどこれはメイト! ヤマハのメイト! どっちでもいい?
床屋のおじいさんはこのメイトの荷台にオトリカンを縛り付けて、釣りの格好で竿背負ってブ〜〜〜ン!ですよ!笑
そんで朝飯前に多摩川に行って鮎釣りですよ! しかも世田谷 w
まるで、昔あった『鮎カブ』ならぬ『鮎メイト』ですよ
え!? アユカブ知らない??
1998年の月刊つり人 臨時増刊で紹介された『アユカブ』よ!w
これこれ
アユ釣りのための50ccよ!
応募して 第1号アユカブを本当にプレゼントしてもらった人いたらコメください!w
こんな風に1998年に紹介されたアユカブですが・・・・・
アユカブですが・・・
え?
アレアレ?
アユカ・・・
むむむむ!!?
これ、メイトじゃねっ!!?
ヤマハじゃねっ!!?
どーみてもYAMAHAじゃねっ!!?
笑!!
結局雑誌でもメイトはカブ扱い!w
俺はバイクにはうるせーかんね!
カブとメイトは大違いだからさ!w
・・・
話がそれましたが、そのアユメイトに乗っておじいさんは世田谷で鮎の友釣りをしていたワケですが
気になるのはシーズン最初のオトリです。
俺が最初のオトリはどうしてるんですか?と聞くと、それはコロガシで取るんだと教えてくれました。
おじいさんは筋金入りのアユ釣り師でした。
床屋に行くたびに『いつか俺も一緒に連れて行ってください』と言ってました。おじいさんはその度に「いいよ〜」と言ってくれていたのですが・・・
その後
俺は引越し、Greeeeeeeeen Head になり、その約束は果たせませんでした。
数年前にお店を見に行ったのですが、もうお店は無くなっていました。
老夫婦が細々とやっていた床屋だったので、誰も継いではくれなかったのだと思います。
俺はあの約束が果たせなかったのが今でも残念でなりません。
おじいさんの床屋の水槽からオトリをもらい多摩川下流で友釣りをする。それも朝飯前に、最高のブログネタになったでしょうね!笑
おじいさんはメイト、俺はパンヘッド、かなりオモロイ鮎ネタだったと思いますが、残念です。
お店はたたんでもおじいさんはまだ元気だと俺は勝手に思ってます。
いつか俺が世田谷で鮎釣りをした時は、ここにアップしますので待っていて下さい
\(^o^)/