LEVI’S 507XX

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昨日の506XXに引き続き、本日は1950年代のLEVI’S 507XX通称セカンド
の紹介になります。
私はこのLEVI’S 507XXは全部で4着程所有しております。その中から今回
紹介するセカンドはかなり着込まれ色落ちしていますが、脇のパネル(細腹)
が無いタイプはこの1着なので、今回はこのセカンドを題材に致します。

507XXには後身頃の脇が切り替わって、脇身頃があるタイプと切り替え無し
のタイプが存在します。昨日紹介した506XXは脇身頃の切り替えがある物は
無く、よりファッション性を重視した507XXから出現してきたディテールと
考えられます。そのことから、この写真の507XXはファーストからセカンド
にデザイン変更された初期の物だと思われます。

古着屋さんの店員によっては、サイズが大きくなると脇に切り替えが入ると
説明する方もおりますが、私の経験上、実際にはSIZE-38で切り替えがある
物もあれば、SIZE-42でも切り替えが無い物も存在します。
おそらくそう説明している店員さんは、506XX(ファースト)のサイズが
大きい物は背中心に切り替えが入っているので、それと同じ様に認識してい
るのかも知れません。

507XXの最大の特徴はファーストからの進化で、胸ポケットのパッチ&フラ
ップが左右に付いている点です。

胸ポケの赤タブも両面ネーム刺繍になります。ファースト同様フラップの裏
はダンガリー地が使用されており、バックストラップはなくなり、裾ベルト
脇にボタンアジャストタブが付きます。

袖口開き位置がファーストの袖下縫い目上から、袖脇縫い目上に移動します。

以上50’sジージャンの代表LEVI’S 507XXの説明です!!!

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