どーも
日に日に暖かくなっているJapan!! 本日東京の桜が開花宣言!
これから 俺のテンションは気温と共に上がる一方です
テンションが上がれば、もちろんVintage !!
しばらくサボッていましたが、俺のブログのメインは本来ここですからね
おろそかにはできません!
さて、1月の終わりに紹介した50’s映画 BLACKBOARD JUNGLE の記事は覚えて頂いていると思います。
その記事で、不良グループのリーダーを演じた Vic Morrow は俺の大好きな俳優だと書きましたよね
マジに カッコよすぎです!
この Vic Morrow ですが、やはり 皆さんにおなじみなのは・・・
こちら、
COMBAT ですよね!
そうです!
あの、サンダース軍曹です!
戦争映画にも戦争ドラマにも興味がない人でもコンバットは知ってますよね!?
俺世代だったら
小学校低学年の頃、土曜日の午後に親父が真剣に観てましたよね!?・・・って、
それって関東地方だけかな?
あの頃はコンバットってそんなに面白いのかな〜?くらいでしたが
小学校6年の頃にまた再放送がありました。
俺はここでハマリましたコンバット!!
ノルマンディー上陸作戦以降のヨーロッパ戦線でナチスドイツと戦うアメリカ陸軍の歩兵部隊のドラマですが、戦争ドラマというよりは戦争を通じた人間模様を描いたヒューマンドラマでした。
Vic Morrow 演じるサンダース軍曹はじめ、色々なキャラが登場して展開するストーリーがカッコよく、超オモロかった!
写真はサンダース軍曹・ケリー・カービー
この他にもヘンリー少尉・リトルジョン・カーター衛生兵 などがレギュラーでしたね
そんな彼らがコンバットの劇中で着用していたのがコレ!
M-1941 FIELD JACKET 、通称M-41です。
いよいよ俺のVintageネタもUS・ARMYに突入します!
それでは俺のM-41を紹介しましょう
だいぶヤレてますね!笑
コンバットを観てもわかると思いますが、アメリカ陸軍のアウターですから コレを常に着て戦っているわけです。デッドストック以外は中々綺麗な状態で残っていません
そんな M-1941 FIELD JACKET ですが、正式な名称は『JACKET FIELD O.D』と言います。
1930年代初頭から新たな野戦用のジャケットを開発していたアメリカ陸軍が1935年〜1938年の間に幾つかのスペックと仕様を基にプロトタイプを作成し、実際に部隊での試行が始まったのが1939年〜1940年、そして1940年9月に正式採用が決定され1941年から本格的に量産が始まります。
このような経過から『ジャケット・フィールド・OD』は一般的にM-1941フィールドジャケットと呼ばれます。
今ではレプリカも販売されファッションアイテムになっているので、ファッション業界の人なら誰でも知っているM-41ですが 今日は実際のVintageでM-41の詳細を説明します。
フロントはボタンフロントですが、上前側のホール横にステッチがブチ抜かれていますね、これは内側にファスナーがあるからです。
M-41の大半のフロントファスナーはTALONです。
名品と呼ばれる1939年型の3連タロンです。
フライトJKの記事でもよく出てくる この3連タロンというのは、引き手・スライダー・ジップエンド、それぞれにTALONのネームが入る古いタイプのTALON製ファスナーの事を呼ぶ古着用語です。
そして、ジップトップはマニアが泣いて喜ぶコの字どめ
袖口は、アジャストタブ付き
このアジャストタブのボタンの間隔が広いのがM−41の特徴です。
寒い時にはギュッと絞れる様になっています。
アジャストした状態がこちら
次はポケット
17mm幅の片玉縁ポケットの周りにコバステッチが施され、両止まりカンヌキです。
久しぶりに出てきましたね! コバステッチ(笑)
以前、ウンチクぶっこいたコバステッチ、意外にファッション業界人でも正確に説明できないコバステッチ、 知らない方は是非 → コバステッチ
その片玉縁ポケット内側にQMラベルが縫いこまれています。
通常、ここまでヤレているフィールドジャケットのタグは欠損しているか、文字が読めない状態に消えているのがほとんどですが、俺のM−41は奇跡的にタグが綺麗に残っていて、ハッキリ文字が読み取れる貴重品です
タグにも正式名称のJACKET FIELD O.Dの文字が記載されていますね、俺のM-41は1942年3月の生産で、サイズは36R
サイズタグはネックの衿吊り下にも付きますが、このサイズタグもほとんどの場合がなくなっています。
俺のM-41のサイズタグはかろうじて首の皮1枚つながっていますw
36Rは36サイズのレギュラー丈ということですが、通常36はSサイズの部類にはいります。アメリカ軍のサイズ表記は XS→34 S→36 M→38 L→40 XL→42となっています。フライトJKの時にもよく説明していましたが、こういった戦闘服は内側に厚手のニットなど防寒用に沢山着込むので大きく作られています。
なので、私が着ても36サイズは大きいくらいです。
肩にはエポーレット、地衿側にチンストラップとその収納ボタンが付きます。
下前側にチンストどめのボタン、地衿にはジグザグステッチが施されています。
それではバックスタイルです。
後ウエスト切り替えの上にタタキツケベルト
裾にもアジャストタブがあり、ボタンは3個付きます。
アジャストするとこうなります。
肩からベルト上までがアクションプリーツになっていて、アームホール底にマチが付き、動きやすい作りになっています。
内側はラシャウール地の裏地が総裏で付いています。
以上が JACKET FIELD O.D 通称 M-1941 FIELD JACKET の特徴です。
このコンバットの中で活躍するアメリカ陸軍・歩兵部隊のキャストが着ていた第二次世界大戦下のフィールドジャケット・M-41ですが、あれほどまでに時間をかけてUS・ARMYが開発したにもかかわらず、実は後に欠陥品と呼ばれてしまい約3年ほどで生産が中止になります。
その主な要因は表地のコットンポプリンが薄く、裏地のラシャウールと組み合わせても防寒製・耐久性に乏しいという評価を受けたかららしいです。これは実際に大戦が始まり、兵士が戦闘に加わって初めてわかった結果でした。
そして、この M-1941シリーズは後に様々な改良を加えて進化していきます!
それでは最後にオマケです!
懐かしい!!
今日はヴィックモローからのコンバットからのM-41的な流れのもとにM-1941 FIELD JACKET を紹介してみました!
みなさん、早くこのシリーズの続きが読みたいですよね!?
え? 聞こえないな!?
読みたいですよね!?
あれ? 聞こえないな〜
悲しきかな EIJU BLOG ・・・
でも、ごく一部のヴィンテージファンの為に俺は書く!
いや、俺の為に書く!!
2倍の広さに効く(当社従来比). 新誘引成分(イースト)配合で、ゴキブリの食い付きが アップ。 誘引範囲も約2倍に拡大。 1個でも10m2(約6畳)までしっかり効く。 設置場所. どんなゴキブリにも効く. 大型、小型、抵抗性ゴキブリに効く。メスの卵にも効果を発揮。。。。。コ〜ンバ〜ット!!!
そうきたか・・・
ゴキブリの話 泣ける