- 2005年 2月〜4月 PINK HOUSE 建築記録 01 〜土地〜
- 2005年 4月〜5月 PINK HOUSE 建築記録 02 〜根切り〜
- 2005年 5月 PINK HOUSE 建築記録 03 〜基礎〜
- 2005年 6月 PINK HOUSE 建築記録 04 〜床組〜
- 2005年 6月 PINK HOUSE 建築記録 05 〜断熱〜
- 2005年 6月 PINK HOUSE 建築記録 06 〜1階〜
- 2005年 6月 PINK HOUSE 建築記録 07 〜2階〜
- 2005年 7月 PINK HOUSE 建築記録 08 〜3階〜
- 2005年 7月 PINK HOUSE 建築記録 09 〜上棟〜
- 2005年 7月〜8月 PINK HOUSE 建築記録 10 〜電設〜
- 2005年 8月 PINK HOUSE 建築記録 11 〜内装1〜
- 2005年 8月 PINK HOUSE 建築記録 12 〜内装2〜
- 2005年 8月 PINK HOUSE 建築記録 13 〜外装〜
- 2005年 8月 PINK HOUSE 建築記録 14 〜外壁〜
- 2005年 8月〜9月 PINK HOUSE 建築記録 15 〜仕上1〜
- 2005年 9月 PINK HOUSE 建築記録 16 〜仕上2〜
- 2005年 9月 PINK HOUSE 建築記録 17 〜完成〜
2005年 2月〜4月 PINK HOUSE 建築記録 01 〜土地〜
家を建てるための土地を探して3年、やっと条件を満たした土地に出会えました。
ハードルの高い条件だったので時間がかかりました。
家はスウェーデンハウス株式会社で建てると決めていました。耐震、高断熱・高気密、建築資材、デザイン性、安心の50年保証など、他のどんな1流メーカーと比べても全てが満足いくものでした。 これにより、当然建売住宅や建築条件付きの土地という選択肢はなくなり、通りから奥まった敷地延長・いわゆる旗地も、分譲住宅地もNGです。
仮設が施され、いよいよ建築に入っていきます。
2005年 4月〜5月 PINK HOUSE 建築記録 02 〜根切り〜
ついに我が家の建築がスタートします。前回書いたように、ハウスメーカーはスウェーデンハウス株式会社です。なぜスウェーデンハウスにこだわるのか?俺が説明するよりもHPを観てもらえれば解ってもらえると思います。http://www.swedenhouse.co.jp
頑丈な家は足元から!
2005年4月、いよいよ根切りが始まりました。
素人なので調べてみました。根切り-『ねぎり』と濁るそうです。構造物をつくるために地面を掘り下げて所要の空間をつくること。だそうです
家の基礎を作る前の大切な工程が根切りになるわけです。
4月後半から丁寧な作業を経てGW中に根切りが完成しました。
2005年 5月 PINK HOUSE 建築記録 03 〜基礎〜
5月の初めから基礎工事が始まりました。
型枠の養生
そして、型枠の組み立てです。
職人さんに色々話を聞いて勉強になりました。
型枠が完成し
いよいよ基礎のコンクリートが流し込まれます。
じゅうぶんに乾燥させ
5月の後半になって、ついに重要な基礎が完成しました。
基礎コンクリート部分以外にシロアリ対策用の砂のような物が厚く敷かれていました
ここから家の建築が始まっていきます!
2005年 6月 PINK HOUSE 建築記録 04 〜床組〜
5月に完成した基礎に、1階部分の床を組んでいきます。
スウェーデンから送られてきた色々な種類の木材が運び込まれました!
ここで、スウェーデンハウス株式会社のHPより建築資材の記事を抜粋します。
北欧の森で80年かけてじっくり育った堅く粘り強い木材を、一般的なツーバイフォーの1.6倍もの断面積をもった枠組み材で床を組んでいくのです。
頑丈な床がゆっくりと正確に組まれていきます。
それを自分の目で確認できるのは注文住宅ならではの安心感をもたらせてくれます。
そして、1階部分の床組がほぼ完成です!
2005年 6月 PINK HOUSE 建築記録 05 〜断熱〜
床組が完成すると次は断熱です!
ここでもまた、スウェーデンハウス株式会社のHPより断熱の記事を抜粋します。
このように厳重な気密施工と断熱構造こそ、冬大嫌い・寒いの大嫌いな俺がスウェーデンハウスで家を建てようと思った大きな理由の1つでもあるわけです。
その断熱が我が家の床にも投入されていきます。
これでもか!というくらいに 分厚い断熱材が幾重にも重ねられ詰め込まれていきます!
真冬の北海道でも床暖房はいりません!と営業マンに言わせるほどの施工ですが、実際に暮してみると真冬でも裸足でいられるくらいの暖かさです。
ふんだんに入れられた断熱材は、厳重な気密施工で閉じ込められていきます。
こうやって、1階部分の床断熱が完成していきました。
このように、一般的な戸建ハウスよりも地面から床までの距離が高いのがわかると思います。これが分厚い断熱材を入れた高断熱な床になるわけです。
2005年 6月 PINK HOUSE 建築記録 06 〜1階〜
床断熱が完成した後にいよいよ足場が組まれました。ここから本格的な建築に入っていきます。
まずは1階部分です。
よく見る建築途中の家とは違うのがわかると思います。
これがスウェーデンハウスのモノボックス®構造です。
モノボックス構造で建てられた我が家の1階部分
まさしく頑丈な「箱」状態です。
前出の構造材と構造用合板で形成された壁パネルの中にも分厚い断熱材が入っています。
ここが愛車のためのビルトインガレージになります。
こうやって1階部分が完成していきました。
2005年 6月 PINK HOUSE 建築記録 07 〜2階〜
6月の後半、2階部分が出来上がってきました。
1階部分のモノボックス®構造に2階部分のモノボックスが重なり接合される形になります。
モノボックスの接合にも耐震の秘密が隠されています。
こうして、我が家の2階部分もほぼ完成です。
エントランスとビルトインガレージの天井、ここにも断熱材を入れて天板で密閉していきます。
ここには2階のベランダが後から付きます。
2005年 7月 PINK HOUSE 建築記録 08 〜3階〜
7月に入って3階部分が 出来上がってきました。
2階部分と同じく強固な接合で3階部分のモノボックス構造が建設され
我が家の全体像がだいぶはっきりしてきました!
スウェーデンハウスの耐震性能について、HPより抜粋です。
このように、地震に強いというのも高断熱高機密と並んで優れた特徴の1つで、地震に弱い俺がスウェーデンハウスを選択した大きな理由の1つです。
しっかりとした頑丈な3階建になっております。
2005年 7月 PINK HOUSE 建築記録 09 〜上棟〜
2005年7月吉日、ついに棟上げの日がきました。
上棟と合わせて内見と打ち合わせがあり、今まで外からしか見られなかった我が家の中に初めて入りました。
地鎮祭の時に頂いたお札を家の中の一番高い所、我が家では3階の屋根裏に収めます。
1階の事務所には断熱材や、その他内装を行うための資材が運び込まれていました。
中に入ってみて、つくづく木でできた家なんだなと実感します。全てがスウェーデンから海を渡ってきた木材です。
上棟の時点で、全ての部屋に窓が設置されていました。
『家は窓から』がキャッチフレーズのスウェーデンハウスの1番の特徴である窓。
家中全ての窓が、この木製サッシ3層ガラス窓です!この窓も完成した状態でスウェーデンから送られてきます。
3階の南東側の子供部屋
3階の南西側の子供部屋
無事に上棟の日を迎えることができ、玄関ドアも設置されました。
2005年 7月〜8月 PINK HOUSE 建築記録 10 〜電設〜
棟上げも無事に済み、これからは家の内部の作業に入っていきます。
土地探しから設計・デザインそして建築と、1から作り上げていく注文住宅の醍醐味、その1つが自分の家の内側がどうなっているかを見られることだと思います。
壁の内側から天井裏、様々な電気設備が張り巡らされていきます。
以前書いた、一般的な2×4住宅よりも1.6倍太い木材でしっかりと施工されています。
当然全ての部屋のエアコンが隠蔽配管です。
24時間換気システムのダクトも各階の天井裏に通っています。
これがスウェーデンハウスが誇る24時間熱交換型換気システムです。
これにより24時間常に家の中の空気が綺麗で、温度も一定に保たれます。
我が家の24時間熱交換型換気システムの本体。これが2機、2階と3階の天井裏に装備されています。
屋根裏の断熱材が入る前の発砲材です。
こうやって24時間換気システムやキッチン・バスの換気扇、各部屋の電気設備が壁の内側に施工されていきます。
2005年 8月 PINK HOUSE 建築記録 11 〜内装1〜
電気設備や配管工事が整い、8月の初旬から内装工事が始まりました。
部屋の中にパネルが沢山持ち込まれ、内側の壁が施行されていきます。
屋根裏の発砲材の下にはこのように断熱材がぎっしりと詰め込まれます。
2階リビングも窓以外の壁部分にパネルが取り付けられていきます。
以前紹介したSHの3層窓は断熱性だけでなく、防火性と耐久性にも優れています。
そして、快適性と安全性も兼ね備えています。
キッチンのパネルも完成して、タイルや水回りはこれから施行されていきます。
各階の階段も施工が始まりました。スウェーデンハウスの標準的なユニバーサルデザインで人に優しい階段です。
2005年 8月 PINK HOUSE 建築記録 12 〜内装2〜
8月後半、階段も完成し内装も大詰めに入っていきます。
壁や天井はもちろんのこと扉や腰板、窓や巾木、回り縁に至るまで天然木のもつ落ち着いた温かい質感に仕上がっていきます。
俺が提案した2つの子供部屋のドア、設計士と大工さんを泣かせたYの字型の入り口です。
SHの各部屋のドアはパイン材で出来ていて、年数が経つごとに味わいのあるアメ色に変色していきます。
同じくパイン材の腰板も経年アメ色に変わっていき、独特な木の良い味が出てきます。腰板を入れるか入れないかはオーナーの自由ですが、腰板を入れたほうが断然雰囲気が出ると思います。
このように、ふんだんに使う北欧の木材で温もりある生活空間になります。
この後は室内の壁全てにクロスが貼られれば完成は間近です。
そして、お風呂場だけは一足先に仕上げられていました。
毎日欠かさず湯舟に浸かる風呂好きな俺は、昼・夜2回入浴することもあるほどです。そんな風呂好きは、いつか家を建てる時には湯舟の横に大きな窓を付けて露天風呂風にしたいと考えていました。
これが俺のこだわった湯舟横の大窓です。
後はベランダに背の高い植物を沢山置けば露天風呂風が完成します!
2005年 8月 PINK HOUSE 建築記録 13 〜外装〜
内装と並行して外装も行われています。
8月に入り、家全体をSweden Houseのネットが覆いました。
ネットの中では外壁を施工する前の下準備が進められていました。
壁パネル外側の透湿・防水・防風シートの養生です。
外壁材が付く部分の下地には全てこの透湿・防水・防風シートが張り巡らされていきます。
SHの耐風・耐水性能です。
透湿・防水・防風シートの養生が終わり、外壁材が運び込まれてきました。
同時に2階ベランダの木材も海を渡ってきました。
いよいよ完成に向けて外壁工事が始まります。
2005年 8月 PINK HOUSE 建築記録 14 〜外壁〜
お盆が過ぎた頃、透湿・防水・防風シートの上に外壁ボードが全て取り付けられました。
次女を連れて見に行ってきました。
そして、時間をかけて検討し何色も何色もサンプルカラーを作ってもらい、ようやく気に入った1950年代の家をイメージしたピンク色が決まりました。
SHオリジナルの窓枠のホワイトとも合い、50’sのポップな感じの雰囲気に満足しています。
事務所の特注室内ウィンドウも取り付けられていました。
家全体が1950’sピンクに塗装されるのも間近です。
2005年 8月〜9月 PINK HOUSE 建築記録 15 〜仕上1〜
外壁の施工と並行して屋内の仕上げも進められています。
各階、各部屋のクロス貼りも完成しました。
事務所のウィンドウも完成し、ここに特注ステッカーが貼られます。
照明器具や電気設備も取り付けが進められ、最後にカーテンやブラインドが付いて仕上げも終了します。
水回り関係もほぼ完成
階段も完成して
パイン材の手すりがつけられました。
2005年 9月 PINK HOUSE 建築記録 16 〜仕上2〜
9月の初旬に外壁の塗装が完成しました。
ついに50’sピンクな家になりました。
そして、外構最後の仕上げがベランダです。
塗装の完成した家にスウェーデンから送られてきたベランダ用の木材が頑丈に組み立てられていきます。
足場もベランダ部分以外は取り外されました。
ベランダが完成し、あとは引き渡しまでの最終チェックです。
2005年 9月 PINK HOUSE 建築記録 17 〜完成〜
2005年9月吉日、土地を買ってから約7ヶ月 とうとう家が完成しました。
無事に引き渡しが終わり 引っ越しも済み、USメールボックスも取り付けました。
愛車の初代TAHOEがビルトインガレージに入りました。
最終的な外構や電柱の移設、東側私道の砕石舗装など諸々残ってはいますが、これで俺の 50’s PINK HOUSE の完成です!
ハウスメーカー決め・土地探し・建築と、実に4年近いプロジェクトでしたが、ようやく無事終了しました。 そして俺の新たな構想はまだまだ続きます!