L-2A・Orange Rib

 

こんばんは!

最近、更新が少なすぎる俺のブログですが

久しぶりに 一発かまします!

俺のブログといえば!! Vintage Blog!!

 

もう夏なので、流れ的にはヴィンテージアロハをいくところですが、、まだ梅雨は明けず 肌寒いような日もあり、アロハネタにいく気がしないので

昨年の10月に書いた L-2A・Green Rib  後編を書きやす!

前から何度も言ってますが、数多くある俺のヴィンテージフライトJKコレクションの中でも、特に好きなのが L-2Aです。

コレね!

1

ま、L-2Aにについては説明しませんので、解らない方は過去の記事をどーぞ!

Vintage Flight Jacket ・Type L-2A

そんな 1950年代・アメリカ空軍のヴィンテージフライトJK・タイプL-2Aの 変わり種のとして、昨年10月に紹介したのが

L-2A・Green Rib 

126-1024x768

リブニットが 通常のネイビーではなく、 燻んだグリーン系の色のリブニットが付いていますが、このグリーンのリブは最初から色の違うカラーのリブニットが縫われているのではなく、1950年代 当時の染色技術の未熟さから、汗やクリーニング、日焼けなどの要因で赤系の色素が褪色してグリーン系の色素のみが残った結果だという説が有力だと前回お話ししました。

詳しくは昨年の記事、 L-2A・Green Rib  をお読み下さい!

そんなワケで、L-2A・Green Rib は欠陥品であるが故に現存数が少なくヴィンテージとしての価値は 通常のL-2Aよりも上だと言いましたが・・・

 

今日 紹介するL-2Aはそんなもんじゃありません!

最高峰の価値を誇ります!

コレです!!

 

L-2A・Orange Rib 

2 3

アゴが落ちたでしょ!!笑

ビツクリでしょ!!笑

オレンジ色のリブニットですよ!!!

グリーンのリブは古着屋でもネットでも見かけますが、オレンジはまず見ません!!

ネットで出てくるのは、TOYS McCOY のレプリカくらいのもんだと思います。

これはその元ネタ! オリジナルの L-2A・Orange Rib です!

 

裾のリブニットも

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袖口のリブニットカフも

5

 

衿リブも完全に色あせています。

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元々のネイビーが褪色した理由はグリーンリブと同じですが、なぜにオレンジなのか?? 謎というか? 神秘というか?

そこが幻といわれる所以です!!

しかも、この俺のコレクションは 当時あまり着用されなかったらしく、デッドストックとまではいきませんが、バリバリのミントコンディションです!!

 

メーカーは  前回のL-2A・Green Rib と同じ

SUPERIOR TOGS CORP 社製

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しかも!ヴィンテージのフライトJKでは ほとんどが消えて無くなってしまっている ネームタグの下にプリントされているエアフォースマークも まだ残っています!

 

袖のエアフォースマークもくっきり残っています。!

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フロントファスナーは扇CONMAR 引き手レザー付き!

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フロントのオキシジェンタブは SUPERIOR TOGS CORP 特有の薄めで幅の広タイプ!

 

シガポケのペン挿しは 2本ともペンキャップが残っています!

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もう一度言いますが、レプリカじゃないですよ!!

オリジナルの本物ですよ!

ここまで状態が良く、しかも スペシャルレアなオレンジリブのL-2Aです!

 

私が知る限り、このヴィンテージ L-2Aのオレンジリブは 日本に5着とないでしょう?

もう今から20年以上前に、雑誌の特集で原宿のマービンズが所有している L-2A オレンジリブが掲載され その存在が知られたように記憶していますが、とにかくこのフライトジャケットは 幻中の幻です!!

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何よりもエアフォースブルーとオレンジの補色コンビネーションが最高!!

 

俺の『褪色リブ コンビ』です!!

12

 

さて、如何だったでしょう? 今日のヴィンテージ話は!?

興味のない方には   だから??? ですわな!!笑

 

いいんです!!

ヴィンテージの色違いも

ポケモンの色違いも

ただの自己満なんです!!笑

ポチも少ないはずです!  (^_^;)

 

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L-2A・Green Rib

 

こんばんは!

しばらく淡泊なネタが多かったので

久しぶりに 一発かまします Vintage Blog!!

 

夏の終わりにヴィンテージアロハを連発しましたんで、そろそろスカジャンかフライトJKの出番ですよね!?

今日は5月に書いた

Vintage Flight Jacket ・Type L-2A

の続編てきな記事です。

5月に 俺が愛してやまないフライトJKと説明した 通称L-2Aの事はあんだけ蘊蓄ブッこいたんで 耳タコだと思います!

今日は

そんな 1950年代・アメリカ空軍のライトゾーン用フライトJK タイプL-2Aの 変わり種を紹介します!!

 

L-2A・Green Rib 

1 2

ヴィンテージのL-2Aですが、ご覧のように リブニットが 通常のボディーカラーと同じネイビーではなく、 燻んだグリーン系の色のリブニットが付いています。

古着業界では通称 Green Ribと呼ばれているL-2Aですが

このグリーンリブL-2Aは、最初から色の違うカラーのリブニットが縫われているわけではなく、1950年代 当時の染色技術の未熟さから、汗やクリーニング、日焼けなどの要因で赤系の色素が褪色してグリーン系の色素のみが残った結果だという説が有力とされています。

これは  U.S.ARMY AIR FORCE  から U.S.AIR FORCE になった際、今までのシンボルカラー、オリーブグリーンエアフォースブルーに変更され、物資の不足から粗悪な素材のリブニットが使われた結果とも言われています。

急遽変更されたシンボルカラーに対応をよぎなくされ、グリーン系のリブニットをネイビーに染色しても、経年劣化で下地のカラーが出てきてしまうという結果も考えられるかもしれません

 

裾のリブニットも

3

袖口のリブニットカフも

4

衿リブも完全に色あせています。

5

もちろん、長年着用していてもリブニットが褪色しないL-2Aの方が圧倒的に残存している数は多く、

上記の理由から リブニットが褪色したL-2Aは 欠陥品と言うことになります。

それが時代を超え、フライトJKがヴィンテージとしての価値を持つ現代では

逆に、欠陥品であるこの L-2A・Green Rib は数が少なく貴重であるうえに、  ネイビーとグリーンの奇跡のコントラストが まるで配色デザインされたかのような カッコイイ 別物のL-2Aとして 価値を付ける結果になったわけです。

 

この  L-2A・Green Rib のメーカーは

SUPERIOR TOGS CORP 社製

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過去に紹介してきた

L.W.FOSTER SPORTSWEA 社と A.PRITZKER & SONS.INC 社 と 並んで L-2Aの製造メーカー を代表する会社です。

私が今まで見てきた 褪色リブの付く L-2Aの多くが この SUPERIOR TOGS CORPの物で、どこぞのレプリカ屋が実名復刻している L-2Aのグリーンリブも SUPERIOR TOGS CORP です。

 

私の本物 L-2Aのグリーンリブ は状態も良く、袖のエアフォースマークもくっきり残っています。

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フロントファスナーはお馴染み  扇CONMAR!

引き手レザーもちゃんと残っています。

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ヴィンテージ L-2A のほぼ100%が 扇CONMARです。

 

フロントのオキシジェンタブは 薄めの幅広タイプが

SUPERIOR TOGS CORP の特徴

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シガポケのファスナーも扇CONMAR

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このように、全てオリジナルパーツの完品です!

 

L-2A・Green Rib の中には 裾と袖口だけがグリーンの物、袖口だけがグリーンの物など  色々なタイプが存在しますが

やはりこのように

衿・袖口・裾が同じトーンで綺麗にGreen褪色したL-2Aが 1番カッコ良く 大変希少な個体と言えるでしょう!

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定番のエアフォースブルーの L-2Aを手に入れたら、次は絶対に褪色リブの

L-2A・Green Rib を手に入れたいものです!

 

さて、如何だったでしょう? 今日のヴィンテージ話は!?

やはり興味のない方には ???ですかね?笑

ヴィンテージに興味が全くない人も MA-1やL-2Bのような現行のフライトJKはたまに着ませんかね!? そういう方は是非!

今日紹介したようなボディーカラーとリブニットがツートンのモデルも試してみてください!

ヴィンテージじゃなければ アメ横あたりで手軽に買えると思いますよ〜

(^_^;)

 

ま、今日もポチ! は少ないよね! w

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Vintage Flight Jacket ・Type L-2A

 

こんばんは!

今日は暑かったっすね〜 ♪

夏ですね!夏! 夏サイコー!!

 

で、 今日はヴィンテージいきやす!  嫌がられてもいきやす!w

前回の熊ジャン、反響大でした! 海外からもメールもらいました!

夏ときてヴィンテージとくれば、、、アロハですが

まだ今年はアロハは書きません!

もっと後で、これでもか! というくらいにヴィンテージハワイアンシャツは書きます!

今日は久しぶりにフライトジャケットの話!

過去、何度となく書き上げてきたフライトJKですが、

今日は俺が愛してやまない L-2A の話をします。

昔の記事と重複する内容も多々あると思いますが、ご了承を!

 

U.S.AIR FORCE  Jacket,Flying,Type, L-2A

少しだけ簡単に前振り!

アメリカ軍が気温域でフライトジャケットをタイプ分けしていた事は以前にも説明しました。

Very Light Zone・Light Zone・Intermediate Zone・Heavy Zone・Very Heavy Zone

と、まあ 簡単に言うと 気温が高い〜低いで 薄手〜厚手のタイプ別フライトJKがあるわけです。

ナイロンのフライトJKについては、そのほぼ全種類を過去に書いてきましたが

その中でも俺が好きなのが

気温域、摂氏30度〜10度のライトゾーン用のフライトJK 『 L-2 』シリーズです。

ライトゾーンで最も有名なのが 第2次世界大戦当時採用されていたレザー製フライトジャケットのA-2です。

そのA-2に代わり 1945年から採用されたナイロン製のライトゾーン用JKが L-2

1947年にアメリカ陸軍航空隊から空軍が独立し

U.S.ARMY AIR FORCE  から U.S.AIR FORCE になった際、今までのシンボルカラー、オリーブグリーンがエアフォースブルーに変わったタイミングで 採用されたのが

L-2Aです!

と、簡単に?  L-2Aを説明しましたので

ここから 俺のL-2A コレクションを紹介していきます。

 

まず1着目

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いつ見てもこのエアフォースブルーがたまりません!

 

メーカーは

L.W.FOSTER SPORTSWEA です。

3

L-2Aの製造メーカーでは有名な3社がありますが、そのうちの1つがここです。

 

フロントファスナーは L-2Aのほとんどが扇CONMAR

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酸素マスクのコード&ボンベをクリップで留めるフロントのオキシジェンタブもナイロン製のエアフォースブルーです。

 

袖のユーティリティポケット、

所謂 シガレットポケットのファスナーも扇CONMARです。

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この個体のシガレットポケットはタタキ付けになっているファスナーテープの幅が太いのが特徴です。

 

エポーレット

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全体的に細身、かつ先にいくにつれ徐々に細くなっていくタイプです。

 

袖のエアフォースマークも残っています。

7

L-2Aだけでなく、B-15C・N-2A・N-3Aはボディーカラーがエアフォースブルーなので、エアフォースマーク自体が目立たなく、消えてしまっているものも多いのでマークが残っているものは より貴重とされます。

 

つづきまして 2着目

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写真では分かりづらいかもしれませんが、はじめに紹介した個体よりも やや紫色がかったアウターシェルが特徴のL-2Aです。

 

こちらも同じく

L.W.FOSTER SPORTSWEA 社製のL-2Aです。

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同じメーカー製で、統一されたミルスペックでの製造でも 縫製工場やファブリックメーカーの違いで まったく違った個体が存在するのが、技術統一が図られていない この当時の飛行服です。

ですが、そこがヴィンテージミリタリーウェアの面白さに通ずるのです!

(^o^)

 

そんなワケで、

こちらもフロントファスナーは扇CONMARですが

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上記とは全く異なったタイプの オキシジェンタブが装着されています。

 

そして、このJKの特質すべきは

上前に縫い付けられたレザーネームパッチ!

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前持ち主のHENDERSON.F.D 大佐

こういうの大事! 大変貴重!

 

なぜ大佐と判るかというと、、

エポレットに 大佐の階級章!

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そして、同じメーカー製なのに エポレットの形が 最初に紹介した個体と全く違い、A.Hの付け位置の幅とドットどめの剣先位置の幅がほぼ変わらない寸胴タイプ

こういうとこ!  パタンナーからすると敏感な所!ww

パタンナーがそれぞれの感覚で肩章(エポレット)の型紙をひいてる結果ですね、

 

さて、お次

3着目!

14 15

アウターシェルは1着目で紹介したL-2Aに近いエアフォースブルーのナイロン!

 

ですが、メーカーは別

A.PRITZKER & SONS.INC

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B-15Cで有名なこのメーカーも、先ほど話した有名な3社のうちの1つです。

 

同じくフロントファスナーは 扇CONMAR

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ですが、フロントのオキシジェンタブが 細いタイプです!

このメーカーのL-2Aでは良く見かけます。

 

こちらのシガポケは

タタキ付けファスナーテープも細くなってます。

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エポレットは先細りタイプですが、極端には細くならない

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1番目と2番目を足して2で割ったような肩章になっています。

 

と、このように同ミルスペックでもメーカーによって全然違う、あるいは同メーカーでも 様々な個体が存在するL-2Aですが

やはり その エアフォースブルー の魅力にはたまらないものがあります!

俺はその中でも 長いシーズン着られる L-2A が大好きです!

 

以前も言いましたが

俺の愛車、1950FL パンヘッドも この エアフォースブルー なんです!!

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俺が大好きな L-2A 、 俺が愛してやまない エアフォースブルー !

解って頂きましたでしょうか?

 

因みに!!

コレが L-2Aの前身モデル

U.S.AIR FORCE  Jacket,Flying,Type, L-2

21

です!

先ほどお話したように アメリカ陸軍航空隊時代のオリーブグリーンです。

形はL-2Aと ほとんど変わりませんが

フロントファスナーは マニアが涎を垂らして喜ぶクラウンのバネ式Zip!

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オキシジェンタブが レザー

 

シガポケも

ファスナーはクラウンのバネ式Zip!

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俺のL-2は エポレットに中尉の階級章!!

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こちらも かなりマニアックです!

 

・・・・・

 

因みに

コレが L-2Aの後継モデル

U.S.AIR FORCE  Jacket,Flying,Type, L-2B

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アメリカ空軍が 朝鮮戦争後 シンボルカラーをエアフォースブルーからシルバーグレー、所謂セージグリーンに変更した直後の1950年代初期のL-2Bです!

初期のL-2Bはフロントに同色のオキシジェンタブを装着し

ファスナーはバネ式ではないクラウンZipが搭載されています。

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同じく、シガポケもバネ式ではないクラウンZipです。

 

27

 

このL-2Bも 前持ち主は大佐! WILSON大佐です!

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大佐の階級章!

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決してショッカーではありまへん!w

 

よく、ド素人が MA-1と 間違うのが このL-2Bですが 全くちゃいます!

たまに アパレル業界人でも、MA-1とL-2Bの違いを知らない恥ずかしい人がいます!

(^_^;)

よ〜く EIJU BLOG で勉強しておきましょう!笑

 

ま、余談で前身のL-2と後継のL-2Bまで紹介してしまいましたが

とにかく俺は ヴィンテージフライトジャケットの中でもエアフォースブルーをまとった この L-2A が大好きなんです!!

 

今日は とりあえず

そんな3着を紹介してみました!!

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真夏以外は いろんな場面で着用できる L-2A

しかも1950年代オリジナルのL-2Aは サイコーにカッコええです!!!

レプリカでは出せない味を持ってます!!

是非みなさんも 着てみてください!!(^o^)

 

因みに ちなみに!!

ウチの 玄関マットは

コレです!

31

笑!

 

そんなわけで、どーだったでしょうか?

今日のヴィンテージ フライトJK ・ タイプL-2Aの話は!???

 

どーも、クソもないっすよね!?

訪問者の約95%が 最後まで読んでねーっすよね !?  悲

いいんです!! 俺が書いて気分よければ! 笑

 

それでは

興味のない人も 興味のある極少数の人も

ポチッ!

 

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Vintage Flight Jacket Type N-3B

日曜だというのに、今やっと仕事が一段落しました。2014F/W、そうだす
もう次の秋冬物が始まっておます! 今年の冬もまだ終っていないのに、今
ひいているパターンは次の冬物だす。ファッション業界では当たり前の事
ですが、ここから数ヶ月がパタンナーにとっては地獄の毎日だす。。。

さて、週に1度はVintageの話しをしないとストレスがたまるので、日曜の
深夜にコソっと書きやす。

今日は、前回・前々回と続けて書いたVery Heavy Zoneのナイロン製フライ
トJKの最終モデルです。

N-3B
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1950年代前半に登場したエアフォースブルーのN-3Aに変り、1950年代後
半 アメリカ空軍に採用されたN-3Bは、B-15D、L-2B同様にセージグリー
ンのアウターシェルと同カラーのライニングで構成されています。

このN-3Bは前モデルのN-3やN-3Aとは違い、1950年代以後長くアメリカ
空軍で採用され続けるモデルになります。

今日紹介する私のコレクションは1950年代のN-3B初期型で、あのリアル
マッコイズでも実名復刻された ALBERT TURNER社製のN-3Bファースト
モデルです。

14323
50年代のN-3Bは通称黒タグと呼ばれ、メーカーのタグカラーが黒になって
います。60年代以降は白いタグに変わっていきます。

1stモデルのN-3BはN-3・N-3A同様フロントに酸素ボンベのボックスタブ
が付けられています。
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そして、最初期型には貴重なクラウンZipが搭載されています。
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それまでのN-3・N-3Aとは違ってバネ式のスプリングファスナーではありま
せんが、マニアには喜ばれるディティールです。

そして、左袖肩にはおなじみのエアフォースマーク
14326
シガーポケットにもクラウンZipが使われています。

そしてN-3Bの1番の特徴は、それまでのN-3やN-3Aとは違い、袖口のリブ
ニットカフスがインナーカフになっているところです。
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そして、フードのファーはコヨーテのリアルファーにもどり、より贅沢な
フライトJKとなっています。
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今現在残っているヴィンテージのN-3Bでもここまでいい状態でコヨーテの
ファーが残っているものは珍しいです!
ふっさふさのフワフワです!

それに比べ、こちらのコレクションはだいぶファーがやられているN-3Bです
14329

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長年使用されたこのN-3Bは1950年代後半 SKYLINE CLOTHING CORP社
のN-3Bで
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タグは黒タグですが、フロントにボックスタブが無い50年代後半〜60年代
前半のモデルです。

シガーポケットもフロントもファスナーはCONMARジッパーが使用されて
います。
143212
以上が私のN-3Bコレクションでした。

N-3BはL-2BやMA-1と同じように現代のファッションモチーフにもよく使
われるアイテムで、フライトJKを良く知らない人でも街角でよく見かける
アウターだと思います。
防寒性とファッション性を兼ね備えたN-3Bは、半世紀以上経った今でも十
分タウンユースとして使えるデザインになっています。

今日のN-3Bはいかがだったでしょう? Vintageとは言いませんが、来年は
是非どこかのブランドが出しているN-3Bを着てみては如何でしょうか?[E:smile]

あ〜スッキリした!! これでグッスリ眠れるわ!!

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Vintage Flight Jacket Type N-3A

どーもこんばんは! 今日・明日と群馬フィッシングショーですね
盛り上がってるんだんべな〜?
行きたかったな〜 ミッシーが仕事で行くって言っていたから一緒に行きた
かったけど、傷だらけの体に鞭打って仕事してるんですよ〜

さてさて、アクセスの少ない週末なので仕事の合間に人気薄 Vintage 話し
でもぶっこきますか!

先週紹介したヴィンテージフライトジャケット N-3の続きです。

N-3A
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先週説明したVery Heavy Zoneのナイロン製フライトJKの第2モデルです。
1950年代前半に N-3 の後継として登場し、アメリカ空軍のシンボルカラー
エアフォースブルーのアウターシェルとライニングが採用され、フードには
白×黒のグレー系ファーが付けられています。このファー素材はよくアザラシ
のファーだと言われていますが、実際にはアクリルの人造毛ファーが使用さ
れています。火をつけると縮れて溶けます(笑)
また、先週紹介したN-3同様にコヨーテのリアルファーが付いているN-3Aも
存在します。

フロントはヴィンテージマニアに人気のクラウンのバネ式、スプリングZip
が使われています。
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フロントにクラウンが使用されている場合、シガーポケットにもクラウンが
使われることが多いのですが、N-3Aはフロントがクラウンで、シガポケが
コンマーという組み合わせが多く見られます。
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私のコレクションもその組み合わせです。

そして、N-3の時はレザーだったフロントボックスタブが、N-3Aではエア
フォースブルーのナイロンテープに変更されます。
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そして、もう1着!!

N-3A Reflector
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珍しいヴィンテージ N-3Aの Reflector モデル
夜に目立たないエアフォースブルーN-3Aならではのリフレクター付きです。

こちらのN-3AはC.H.MASLAND&SONS社製 ミルスペック『MIL-J-6279』
のタグ付きです。
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左袖の肩には薄らと U.S. AIR FORCE マークも残っています。
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こちらのC.H.MASLAND&SONS社製N-3Aはシガーポケットのファスナー
もフロントファスナーもコンマ−Zipが使用されています。
1422210

このように、同じモデルのN-3Aでも生産会社・工場によって色々な仕様違
いがあり、使われる付属が異なります。アウターシェルの色も微妙に違うエ
アフォースブルーが存在します。

飛行中にドアを開放する輸送機のロードマスターや救難ヘリの搭乗員、ある
いは極寒のアラスカを基地とする爆撃機や空中輸送機の搭乗員が使用した
Very Heavy ZoneのナイロンフライトJK第2弾モデル N-3Aを今日は紹介し
てみました!

皆無だと思うけど、最後まで全部読んでくれた人ありがとう!
俺のN-3Aも喜んでいるぜ! そんじゃまた

 

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Very Heavy Zone N-3

こんにちは、フィッシングショー大阪も終りカタログネタも一段落しました
次に盛り上がるのは3月の横浜フィッシングショーですかね?
しばらくは俺の鮎熱も落ち着くと思います。

で、な〜んかここのところ俺のブログはパッとしないなーと思ったら、そや
最近 Vintage ネタ書いてないじゃん!!ということで、久々に書くで〜

今回は実に久しぶり! ヴィンテージフライトジャケットでいきます!!
どんだけ久しぶりかって、最後に書いたD-1Aが2011年の2月!そう3年ぶ
りです!
よくもまあここまで Vintage Flight Jacket カテゴリーをさぼったもんです!
久しぶりなので、簡単におさらいをします。
俺のVintage Flight Jacketコレクションは今までレザーシリーズを後回しに
して、コットンJKシリーズ → ナイロンJKシリーズと紹介してきました。
今のところナイロンJKはライトゾーン 〜 インターミディエートゾーン 〜
ヘビーゾーンまで紹介してきました。

それでは復習!

1945年からアメリカ陸軍航空隊に採用されたナイロンJKの流れを私のコレク
ションを使って紹介します。細かい説明は省きますので、知りたい人はバック
ナンバーを読んで下さい・・・・そんな人はいないと思いますがね!悲

Light Zone
簡単にいうとあまり寒くない気温域、航空生理学上では摂氏30℃〜10℃で、
JK自体が不要な気温域ですが、飛行機の高度によっては必要になるという
薄手のフライトJKシリーズです。

L-2
091231

第二次世界大戦後、レザーのA-2に代わり採用されたライトゾーン初のナイ
ロンJKで、カラーはアメリカ陸軍航空隊のシンボルカラー、オリーブグリー
ンです。

L-2A
091232
1947年アメリカ陸軍航空隊から空軍が独立した際、シンボルカラーがエア
フォースブルーになった時に採用されたL-2の次世代フライトJKです。

L-2B
091233
1950年代途中で採用されたL-2Bはカラーがセージグリーンに変更になりま
す。このモデルは皆さんもよく知っているフライトJKだと思います。

Intermediate Zone
摂氏10℃〜-10℃の気温域をさします。通常の冬の寒さの中で着るフライト
JKシリーズだと思ってください。

B-15B
10161
アウターシェルがコットンのB-15・B-15Aに変わって、L-2とほぼ同時期に
Intermediate Zoneに初めて採用されたナイロンJKで、同じく色はオリーブ
グリーンになります。

B-15C
101241
L-2A同様、アメリカ陸軍航空隊から空軍が独立した際のシンボルカラー、
エアフォースブルーに変わります。

あのマリリンモンローが朝鮮戦争の慰問に訪れた時に着ていたことで有名な
エアフォースブルーのB-15Cがこれです。
101244

そして、モンローの横で鼻の下を伸ばしているスケベ面チョビ髭上官が着て
いるのが、B-15Cなのにオリーブグリーンという珍品!
Olive green B-15C
101251
極端に現存数の少ない貴重なフライトJKです。

B-15D
102141
こちらも同じく1950年代にエアフォースブルーからセージグリーンに変わ
り、後々のMA-1に続いていくモデルです。

Heavy Zone
摂氏-10度〜-30度までの気温域、かなり寒い場所や高度で着るフライトJK
シリーズになります。

N-2
11191_3
凄く寒い場所で着られるために、衿ではなく縦にファスナーで割れるフード
が付いています。L-2・B-15Bと同じ時代なのでオリーブグリーンです。

N-2A
112261
L-2A・B-15C同様、N-2がエアフォースブルーに変わったモデルです。

以上、ここまでが私のナイロン・フライトJKコレクションの簡単なおさらい
でした!・・・全然簡単なおさらいではないでっか? 

そして、ここからが今日の本題です!

Very Heavy Zone
摂氏-30℃〜-50℃という気温域、通常ではほとんど経験しない極寒地用の
フライトJKという事になります。
本日紹介するのはそのVery Heavy Zone で初めて採用されたナイロン製
フライトJK
Vintage N-3になります!142121

142122
1945年代後半のN-3は一見 Heavy ZoneのN-2の丈を長くしたモデルの様
に見えますが、実際にはB-15シリーズ同様にVery Heavy Zone初期のコッ
トン製フライトJK B-9やB-11の延長線上にある着丈の長いフライングパー
カーです。

このモデルは以前にも紹介した REED PRODUCTS 社製のN-3で、ヴィン
テージN-3の中でも1番完成度が高いとマニアから評価を受けているモデル
です。
142123

他のゾーンのナイロンJK、L-2・B-15B・N-2同様にオリーブグリーンのア
ウターシェルで、同じくフロントの酸素マスクホースの固定用タブもレザー
のタブが付いております。
142124

フロントファスナーはフライトJKの中では1番人気と言っていい大型なクラ
ウンのスプリングZipを使用
142125

同じく左袖のシガレットポケットのファスナーもクラウンのスプリングZip
が使われています。
142126
以上、簡単にN-3を紹介しましたが、今日紹介したVintage N-3も現存数の
少ない大変貴重なフライトJKになります。いくつかのレプリカメーカーから
も復刻品が売り出されていますが 全く比べ物にならない存在感があります。

3年のブランクがありましたが、いよいよ私のナイロン・フライトJKコレク
ションもVery Heavy Zoneに入ってきました。
これからはあまり間をあけずにバンバン書いていきますよ!Vintageネタ!
ブログランキングがた落ち覚悟で書きます!笑

ウ〜ン!今日はなんか充実した気分!ブログを書いた後の達成感が違う!
ほとんどの人が斜め読み、いや!流し読み、イヤイヤ!読まずにジャンプ
だと思いますが、それでもイイ! 俺らしい自己満ブログがイイ!
極々一部の読者のみが読んでくれればイイ!

次回、乞うご期待!

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EDITION 伝説のA-2

こんにちは、今日は久しぶりに仕事の話しを書きます。たまにはパタンナー
らしい話しも書かないとね!しかも俺らしい仕事の話し。

少し長い前フリの話を先に
私がVintage好きな話しはイヤという程聞かされていると思います。そして
そのVintage好きがパタンナーの仕事にいかされる話しも過去に何度かして
きました。ライダースであったりフライトJKであったり熊ジャンであったり
フライトで仕事絡みの記事を書いたのは一昨々年、kiminori morishita の仕
事をした時の2010.11.27のB-3+D-1という記事でした。

今回もフライトJKの話しですが、今回はA-2です。A-2も私のブログにはよ
く登場しますが、不思議とA-2の時は何かをやらかしているもんです。
A-2は1941年〜1945年、第2次世界大戦を戦ったアメリカ陸軍航空隊の飛
行士にもっとも愛されたフライトJKと言っても過言ではないと思います。
今でも沢山のレプリカやA-2をモデルにしたブルゾンが造られ売られていま
す。そのシンプルなデザイン故にバックペイントやスコードロンといった
A-2に付随するディティールも様々に展開されています。

そして一口にA-2と言っても第2次世界大戦中にA-2を縫製していたメーカー
は沢山あり、そのメーカー1つ1つに特徴があるため、シンプルなデザインの
A-2ですが色々なタイプが存在します。
あの当時、厳重なミルスペックに管理されていたにも関わらず、A-2に関し
ては他のフライトと違いメーカーごとの差異が非常にあります。逆にそれが
ヴィンテージA-2の魅力でもあります。

今日はまず、そのメーカーごとのディティールの違いを私のA-2コレクショ
ンの1部を使って説明します。・・・ちゃんと読んでよね!

まずは、CABLE RAINCOAT CO.
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以前、テルとマーボーと酒を飲んで三茶で降りたタクシーの中に、破れたポ
ケットから携帯を落し、翌日赤羽までとりにいった時のA-2です。。。
このCABLE RAINCOAT CO.のA-2は腰ポケットのフラップが幅広くカ−ブ
がゆるいのが特徴です。
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そして衿がワイドスプレッド、剣先のラウンドがフラップ同様にゆるい!
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A-2の中では少しヤボッたい感じのするタイプです。

そして次は ROUGH WEAR CLOTHING CO.
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ラフウエア社はそのデザインバランス、材質、作りの良さから、フライトJK
メーカーでは恐らく人気ナンバ−1だと思います。

私のこのブラッドチット付きのA-2は以前、卒業生と飲み会に出かけて帰っ
てきた夜、玄関先でタクシーの領収書を入れようとポケットを破り、破れた
ポケットからだいぶ前にお付き合いで行った銀座のキャバクラの名刺を落し、
翌日かみさんにみつかった事件の時のA-2です → 2011.1.31 愚か者!
・・・ヴィンテージA-2のポケットはモロい!ご注意を

その銀座のキャバクラの名刺をずっと温めていたポケットですが、ラフの
腰ポケはパッチ&フラップの大きさ・形状、カーブがとてもいいバランスで
A-2の腰ポケのいい見本のような形をしています。破ったらVintageの価値
半減です!!!
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破りましたが。。。

そして衿は、人気の台衿付き
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A-2の衿には台衿付きと台衿無しがありますが、見た目のカッコよさからか
台衿付きが人気です。

次は、UNITED SHEEPLINED CLOTHING CO.
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私が生まれて初めて袖を通したヴィンテージA-2です。20歳の時にバイク用
に買いましたが、今ではボロボロです。

マイナーなメーカーなのであまり知られていませんが、通常ラウンドのパッ
チポケットが角落ちのパッチになっています。
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衿はラフに似たカーブの強い羽衿ですが、剣先が鋭角なのが特徴です。
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そして、J.A.DUBOW MFG.CO.
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ラセットブラウンが綺麗なこのA-2
ラフウエアと人気を二分するほどのメーカーで、ここのA-2ほどデイティー
ルが特徴的なメーカーは他にはないでしょう

フラップのカーブのイン&アウトの強弱が絶妙です!
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そして、J.A.DUBOW社の1番の特徴はドレスシャツを彷彿とさせるロング
ポイントの衿先で、ロールするBDが他社にはないデザインです。この衿を
見るだけでJ.A.DUBOW社製とわかるA-2です。
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エポレットが太いのも特徴で、よりファッション性の高いA-2です。

そして!私のこのJ.A.DUBOWのA-2には圧巻のクラウン社製スプリング式
カニ足Zipが搭載されています。 マニア涎物のファスナーです。
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アシンメトリーになっているA-2のフロントは有名ですが、見返し・メンコ
の取り方が各社統一がなく、このJ.A.DUBOW社は下前メンコに三角ステッ
チどめ、上前はリブ側に三角ステッチどめが入ります。リブ側にステッチが
入るなんて今ではありえない事ですが、これも特徴の1つ。

最後に BRONCO MFG.CO.
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BRONCOはとても質のいいホースハイドを使っています。私の好きなメー
カーの1つです。

ここの特徴は角落ちパッチに、裾広がりのラウンドが小さいフラップです。
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余談ではありますが、この第5空軍所属のヘッドハンターズのキャラクター
は、32期卒業の守谷に似てる!私はこのA-2をモリヤA-2と呼んでいます。

BRONCOの衿は台衿無しですが、ナロースプレッドぎみでラウンドの大き
い衿です。
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裾の仕様はJ.A.DUBOWに似ていて、リブニットに三角ステッチが小さく入
るタイプです。
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そしてこちらもクラウン社製スプリング式カニ足Zip搭載のレアモデル!
以上のように、同じA-2でもメーカーごとに少しずつ仕様が異なり、沢山の
特徴を持っているのがA-2というフライトJKです。

そして本日の本題!ってこれからかい!どんな前ふり??と自分でも思って
しまいます。恐らくこの時点で流し読み、もしくは脱落がほとんどでしょう
それでもめげずに本題です!

こちらは2005年のF/WにEDITIONから発売されたA-2です。
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サイズ感や前振りな袖などはいつものEDITIONの雰囲気をたもちつつ、一目
でA-2とわかるこだわったディティールをのせ、デザイナーさんと私がじっ
くり話し合って作り上げたA-2です。

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表革はオリジナルのホースやゴートとは違いしなやかで柔らかい牛革を使い
カラーもオリジナルのブラウンよりも綺麗なブラウンで、こだわった丸編み
二段リブニットとのツートンがラフやエアロのの赤リブA-2を思わせる雰囲
気です。

発売と同時にすぐに完売してしまったこのA-2、別のお取引先のデザイナー
さんから、あのEDITIONのA-2欲しかったのに買えなかったんですよ〜やっ
ぱりEIJUさんのパターンでしたか〜と言われた伝説?のA-2です!

EDITIONのデザイナーさんは沢山のA-2が紹介されている、ヴィンテージフ
ライトJKの雑誌を片手に私と打ち合わせをしていました。

「ポケットはラフウエアっぽい感じのA-2を代表する形がいいです」

『私持ってます!』
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ちょっとだけデゥボウぎみにしましたが。。。

「上衿はよりファッション性の高いJ.A.DUBOW型の羽衿がいいです。」

『はい、持ってます!』

「それで、台衿付きがいいんです。あの細い台衿が」

『持ってます!』
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「衿吊りはオリジナルと全く同じ形でタタキ付けにしてもらって」

『持ってます!』

「あとの細かい部分のディティールはお任せします」

『任せてください!色々持ってます!』

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衿型がJ.A.DUBOWだからフロント裾も特徴的なリブニットに三角ステッチ
がかかるタイプを採用!

脇下のハトメも、決してバランスのいい位置とは言えませんが、Vintageの
A-2を測って決めました。
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それから、アパレル関係者でも意外に知らない人が多いA-2の特徴的なエポ
レット!このA-2の肩章は縫目に股がらず、肩線に沿って前身頃側のみに付
きます!
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たまにA-2を抜いているのにエポレットが肩縫い目の真上にあるのを見かけ
ます。素人による型紙だということが一発でバレ、がっかりです。ちゃんと
読んでみると勉強になるでしょう?俺のブログ

このようにして、EDITIONらしいA-2は生まれました!
今ではもう手に入らないEDITIONのA-2、私はこれを伝説のA-2と呼んで
自画自賛しております!俺のVintage好きにはムダがないんだ!と自分に言
い聞かせております! なにか文句ありますか? 

最後の最後まで全部読んでくれた人ありがとう!・・・いないか? 
 

 

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D-1A

こんにちは、今日で2月も終わりです。毎年言ってますが2月短すぎです。
29日・30日もあればいいのに、この2日があれば色々やりたいこと出来るの
に、まあやりたい事ってアレですけどね!アレ!・・・申告
まだやってね〜のか!(怒) はい!まだやってね〜っす(泣)
今日もこれから打合せで代官山でごぜ〜ます。雨だし!なんで俺が出掛ける
時って雨多いの〜

出掛ける前に前回の続きでD-1Aを紹介します。なんで月曜からVintage?
それは土曜のN-2Aの組下、上下続きのフライングスーツだからです・・・
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ま〜 またマニアックな Flying Trousersでしょ!?いくら私がVintageでも
普通に着るとは言え、コレは着ませんぜ〜しかも上下で着たらただの爆撃手!
これは参考資料ですな!

前身頃のオープンファスナーを開けるとこうなります。
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普通のフライトパンツの上から履けるようになってます。このオープンファ
スナーがCROWNのデカスプリングですわ!ゴールドのコンマーが多いんで
すけどね、マットシルバーのCROWNとAIR FORCE BLUE の組合わせがい
いでしょ!?

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メーカーはSIGMUND EISNER Co.です。Flying Trousers用のCROWNの
スライダーは珍しい形してます。さらにフロントはCONMARのベルで、サ
イドがCONMARの扇というバラバラな組合わせ!さすが軍物。

以上です。興味無い人でもフライトJKは知っていると思いますが、それの
組下にこんなフライング・トラウザースがあったって知らなかったでしょ?
いい勉強になりましたね〜
では打合せ&トワルチェック行ってきまーす!雨やだな〜 (ノ_-。)

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N-2A

昨日あんなに暖かかったのに、またまた寒の戻り!昨日との気温差10度だっ
て・・・週末だし、まだまだ寒いし Vintage Flight Jacket でいきます。

N-2A
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先月紹介したN-2から私のVintage Flight コレクションもHeavy Zoneに入
りました。今日のN-2Aは1947年にアメリカ空軍がアメリカ陸軍航空隊から
独立した際にN-2から改良されたHeavy Zone用のFlight JKです。B-15Cの
時も説明しましたが、新アメリカ空軍はそれまでの陸軍航空隊のシンボルカ
ラーだったオリーブグリーンを新たにエアフォースブルーに変更しました。
私のパンヘッドもこのエアフォースブルーです!

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写真では解りにくいかもしれませんが、私のこのN-2Aはデッドストックで
す。一度も戦闘に出ていないので、AIR FORCE マークもくっきり残ってま
す。シガレットポケットのペン指しのインキャップが2個ともワレずに入っ
ていて、この状態で発見されるのは極めて珍しいです。
製造メーカーはN-2AではメジャーなTHE DRYBAK CORPORATION で、
ここのN-2Aは何故か通常のエアフォースブルーよりも紫がかっているのが
特徴です!

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着用されるとすぐに落ちてしまう裏地のセンターバックにあるAIR FORCE
マークも存命、フロントファスナーはCONMARで当然レザーの引手も付い
てます。フードとフロント前立てのドローコードが他のN-2Aよりも太くて
硬いのもDRYBAK CORPORATION の特徴です。
フロントのオキシジェンタブはL-2AやB-15C同様に独立空軍から採用され
たブルーのナイロンタブになります。

以上が私のN-2Aの紹介です。Heavy Zoneはあまり東京では着る機会があり
ませんが、真冬にバイクに乗る時はちょうどいいかもです。
とにかくN-2Aはこの AIR FORCE BLUE がなんともカッコいいんですよ!

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Heavy Zone N-2

こんばんは〜いつものボヤきですが、世間では3連休なんだとか (# ̄З ̄)
勿論わたくしはお仕事です〜まあ寒くてどこも行きたくないからいいんです
けど!
例によってアクセスの少ない連休のど真ん中、極一部の人にしか受けない自
己満足のVintage BLOGでいきます!

久しぶりのフライトジャケットネタです。今日紹介する私のVintageコレク
ションはType N-2です。
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前回フライトJKを最後に紹介したのが、昨年の2月14日のB-15Dでした。
いや〜長い間フライトJKさぼってましたな〜
そのB-15Dが所謂 Intermediate Zone の締めくくりだったので、今回から
Heavy Zoneになります。アメリカ陸軍航空隊が定める気温域によるフライ
トJKのタイプ別は、わかり易く言うとそれほど寒くないLight Zone 普通の
冬の寒さが Intermediate Zone そして Heavy Zone が結構寒い気温域で、
正式には摂氏10度〜マイナス30度までの気温域と設定されてます。この辺
りの細かい説明は以前にも書いているので、 Vintage Flight Jacket カテゴ
リーのバックナンバーでどうぞ!
私が今BLOG上で紹介しているフライトコレクションは布製の物、コットン
〜ナイロンに変った一連のシリーズです。レザーのシリーズは布製の紹介が
終了したらじっくりやりますので、期待せずに待っていてください!

ということで、今回は Heavy Zone でナイロン製フライトJKの1stバージョ
ン、1945年正式採用の N-2 です。
Intermediate ZoneのB-15シリーズとの最大の違いはやはりボア衿では無く
フードが付く事です。しかもそのフードはフライト用ヘルメットの上にかぶ
れる大きさで、内ボア張りフードのつばにはファーが縫い付けられています。
更に特徴的なのは、そのフードがジッパーで二つに割れ、かぶらない時は
肩の上に垂らしておくことが出来る仕様になっています。
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最近のファッションにもこのN-2型のフードは良く使われますが、元祖は
コレです。
N-2は、Light ZoneのL-2/Intermediate ZoneのB-15B同様に第2次世界
大戦終了後にアメリカ陸軍航空隊が採用したオリーブグリーンのアウター
シェルで出来ています。
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他のフライトJK同様にN-2もいくつかのメーカーが、国から依頼されて製作
してましたが、Vintageマニアの間では REED PRODUCTS 社製の物が一番
人気で、縫製も各ディテールも他社の物と比較になりません!勿論私のN-2
も REED PRODUCTS です (*^-^)
フロントの酸素マスクホースの固定用タブも、L-2やB-15B同様レザーのタブ
が付き、N-2は内ポケットが無く外側の腰ポケの袋に貫通するポケット口が
内側にあります。これって以外に知られていないディテールです。
そしてフロントのメインジッパーは王道のクラウンのスプリングです。リード
のN-2はシガポケもフード開閉もクラウンを使ってます。

以上、簡単に説明しましたがって、簡単じゃなかった?
まあL-2シリーズやB-15シリーズから比べると、あまり普段着れるタイプの
フライトJKでは無いのですが、皆さんに人気のN-2BはこのN-2が初代で、こ
の後N-2Aから展開されて行くわけです!
このN-2、当然ですが1940年代のジャケットですから、現存すること自体が
凄いことなんすよ〜

またまた最後まで読んでくれた人がどれだけいるのか気になるところですが、
わたくし非常に満足しております!それでは仕事に戻りま〜す!

 

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Intermediate Zone B-15D

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このところVintageシリーズはデニムやモーターサイクルジャケットが続いて
いたので、そろそろまたフライトJKの記事を書こうと思います。
VintageフライトJKは前回、Intermediate Zone ナイロンシリーズのB-15C
まで紹介しておりますので。今回はそれに続くタイプB-15Dになります。

B-15Dは1950年代終期における米空軍の主力となるIntermediate Zoneのフ
ライトJKです。アウターシェルもエアフォースブルーからLight ZoneのL-2B
等と同じセージグリーンに代わります。このセージグリーンはこの後MA-1〜
CWU〜へと引き継がれ、米空軍のシンボルカラーとなっていきます。

またこのB-15Dはムートンのボア衿が付く米空軍最後のフライトJKとなり、
この後Intermediate Zoneの試験的なモディファイド経て、あの有名なMA-1
のリブニット衿へと変更されて行きます。フライトJKの誕生以来シンボル的
存在だったボア衿はこのB-15Dを最後に姿を消してしまいます。

私のB-15DはフライトJKメ−カーでは有名なROLEN SPORTSWEAR CO. 製
の物で、このメーカーのB-15Dは茶色のボックスタブやブルーグレーがかった
ムートンのボア衿等外観的な特徴がある事で知られております。

やはりB-15Dはフロントジッパーと袖のシガーポケットのジッパーがクラウン
社製のものが個人的には好きです。ただB-15Dは50’s後期と言う事もあって、
私は普段あまり着ておりません。

以上、1950年代までのIntermediate ZoneのフライトJKの紹介はこれで最後
になります。次回からはいよいよHeavy Zoneになります。スゴイですよ〜
ただ、春はもうそこまで来ております。時期的にHeavy Zoneと言うのもどう
なのかな〜?

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Olive green B-15C & A-11C Flying Suit

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今日はB-15Dだと思ってました?  ( ^ω^ )
違うんですね〜昨日に続きまたまたB-15Cの紹介です。2日続けて書く意味を
理解して頂きました?
恐らく今迄紹介したきたVintageフライトJKの中でも、最高クラスの幻JKに
なるのではと思います。しかも上下セットのフライングスーツです!!!
私は決してフライトJKマニアではありません、ただの1950’s好きですから
この上下を所有していると言う事は、かなりの変人だと思われます。

昨日説明したように、B-15Cと言えばエアフォースブルーですが、本日紹介の
B-15C&A-11Cは前々回登場したB-15Bと同じオリーブグリーンのナイロン地
で出来ております。なぜこのようなB-15Cが存在するかは、専門書を紐解けば
明確な説明が長々と載っております。それをここで書いてもページをジャンプ
されるだけなので、説明しません。
ようは、B-15Bをもっと長期間製造するはずが空軍独立と共に生地をブルーに
することに決まり、オリーブグリーンがあまってしまったので、一部の工場で
極少数グリーンのB-15Cが生産されたと言う事であります。

ネームタグが無ければB-15Bと見分けつかないじゃん、と思われる方の為に説
明しますと、B-15BまではそれまでのB-15からの流れでフロントファスナーが
右身頃側にずれて付いております。B-15Cからはフロントファスナーは前中心
に移動しますから、そこが一番の違いになります。

私所有のグリーンB-15C&A-11Cの説明ですが、今日はトラウザースのA-11C
は長くなるので省きます。恐らくパンツの方は興味無いと思いますから・・・
『上も興味ネーよ』は言わないで下さい  (^-^;

Olive greenのB-15Cは発見されると、MONARCH社製のものがほとんどです
私のコレクションも同様です、しかもゴールデンサイズ38です。フロントZip
はフライトJKマニアが一番喜ぶクラウンのスプリングZipになります。そして
フロントオキシジェンタブはブルーのB-15Cから採用されたナイロンタブでは
なくB-15Bと同じレザーのタブになります、この辺がB-15Bの血を引いている
ディテールです。
昨日のマリリン参考写真に写ってる横で鼻の下のばしてる上官らしきオッサン
が着ているのもファスナーがセンターなのでグリーンのB-15Cですね!

まあ とにかくOlive greenのB-15CでSize-38は本当に幻に近いです。程度の
良い物は古着屋さんでも値段が付いてません。
コレを着ていると「レプリカですか?」と聞かれます。自慢でございますハイ

「2日も続けて同じ様な服引っ張り出してきて自慢されてもよ〜」と言う皆さん
の心の叫びはちゃんと私には届いておりますから。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

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Intermediate Zone B-15C

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久々の?Intermediate Zoneナイロンシリーズです。
前回1月6日にB-15シリーズ初のナイロン版タイプB-15Bを紹介しましたが。
本日はそれに続くタイプB-15Cになります。

以前L-2Aの時も説明しましたが、アメリカ陸軍航空隊から1947年に独立した
アメリカ空軍の新たなシンボルカラー、エアフォースブルーのナイロン生地で
出来ているフライトジャケットです。
1950年代初期に採用されたB-15Cは、他のB-15シリーズとは違うこのブルー
が何とも印象的で、50’s好きの私もエアフォースブルーが大好きです。
このブログのトップ画面にも出ている、私の愛車 H-D1950FL パンヘッドも
このエアフォースブルーで塗装されております。

私はB-15Cを何点か所有しておりますが、今回は旧リアルマッコイズも復刻
していた このALBERT TURNER製B-15Cで説明します。
デッドストックとまではいきませんが、エアフォースブルーボディーの場合
ほとんど見えなくなってしまう左肩のU.S.AIR FORCEマークもはっきり読み
とれ、シガーポケットのペン指しの中には補強用ペンキャップも残っており、
まあまあの程度を保っております。
このB-15Cはあのマリリン・モンローが朝鮮戦争中、朝鮮半島にいるアメリカ
軍を慰問した際に着用したモデルと言う事もあり、単にフライトJKマニアだけ
では無く、50’s好きやマリリン・モンローファンからも人気のあるジャケット
です。
参考写真
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以上、アクセスが少ない日曜日にはちょうど良い記事ネタでしょう?
がしかし、先に言っておきますが、明日月曜日も引き続きフライトJKネタに
なります。宜しくお願い致します。

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Intermediate Zone B-15B

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ここのところ、季節ものの記事が多かったので、待望のVintageシリーズに
いきたいと思います(望まれてないのは理解してますが・・・)

前回までIntermediate Zoneのコットンシリーズを紹介して参りましたが、
今回はいよいよIntermediate Zoneのナイロンシリーズに突入して行きます!

その先駆者は、もちろん前回B-15Aに続くB-15Bでございます。
大2次世界大戦終了後1945年8月29日、アメリカ陸軍航空隊フライトJKの
スペックNo.3220Bが制定されました。これがB-15シリーズ初のナイロン版
タイプB-15Bです。

B-15BはナイロンフライトJKの中でも最も古いオリーブグリーンのアウター
シェルを使った、L-2 N-2 N-3と同時期のものです。
特にB-15Bは他のフライトJKよりも現存数が少なく、古着Vintage市場でも
人気・価値が高いアイテムです。

私がコレクションするこのB-15Bは、60年以上の歳月を全く感じさせない
ほぼデッドストックに近い状態を保っており、レプリカでは絶対に出せない
Vintage独特の雰囲気があります。

タグはB-15Bを代表するGARDNER CORPORATION製造のもので、タグ下
には着用を重ねると消えてしまう、白印字のエアフォースマークが残ってます
当然左肩のエアフォースマークもくっきり残っており、フロントタロンZipや
レザーボンベタブ・シガーポケットの棒タロン・ポケットのドットボタン等も
まったく使用感の無い綺麗な状態です。
おそらく朝鮮戦争時にも1度も着用されていないのでは無いでしょうか。

またまた新年そうそう長い蘊蓄話に御付き合い有難うございます。
次回のIntermediate Zoneナイロンシリーズはちょっとヤバイです( ̄▽ ̄)

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Intermediate Zone B-15A

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暮も押迫ってきているというのに、Vintageもないもんですが、帰省などで
忙しく、ほとんどの人が見ていないと思いますので、自己満足の世界を展開
したいと思います。

先日、12月10日の記事 Intermediate Zone Cottonシリーズ1の続きに
なります。

本日紹介するのは、Intermediate ZoneのCotton製フライトJKでは最終型と
なる、B-15Aになります。B-15Aの後はナイロン製に移行して行きます。

B-15Aは、先日紹介したB-15の改良型として1944年11月4日にアメリカ陸軍
航空隊に採用されたフライトJKです。

主な改良点は、航空機内部で通信に使用するICSコードと酸素ボンベのホース
を固定する、ドットボタン付きタブとレザー三角パッチが両胸に付いた点です
他は左袖のペン指しポケットが1列から2列に変わった程度で素材やボディー
はB-15とほぼ同じです。

それでは私のコレクション
写真上は第二次世界大戦末期、CBI (中国・ビルマ・インド)戦線に展開した
B-15Aです。CBIはその場所の通り、日本に対する戦略の要になった戦線です。

写真中下段左は、CBI戦線のシンボルマークの革パッチです。おじいちゃん達
が見たら竹槍でさされそうなフライトJKです。(実際このJKを着て電車とか
乗ってると、イヤ〜な顔して見てるおじいちゃんがたまにおります、その顔が
JKに対してなのか、私に対してなのかはわかりませんが・・・)

写真中上段右は、捕虜になった時に敵国に階級がわかる様、漢字と英語の両方
で書かれたネームパッチです。

次に写真下、上のB-15Aに比べるとだいぶダメージがあり、程度的にはあまり
良く無いのですが、このB-15Aは私が生まれて初めて買ったフライトJKで、
とても思い入れのある、宝物です。

そして、私がバイク免許の限定解除の試験に挑み、6回目にして合格した時に
着ていたのもこのJKです。

余談ですが、最近ではバイクの大型免許も教習所化されたと聞き、いい時代に
なったんだな〜と思います。私が大型免許を取ったのは今から17年前で、今の
様に教習所制では無く、試験場の1発試験合格しか大型免許を取る方法は無い、
いわゆる、限定解除って言うやつで最高に難しかった時代です。今では免許証
の裏に限定解除ってハンコが押してあるのは価値あるものになりました。
(もしかして、教習所でとっても限定解除のハンコなのかな?)

話はそれましたが、これが私のコレクションするB-15Aの紹介です。次回は
来年になりますが、Intermediate Zoneナイロンシリーズが待ってま〜す。

私はまだまだ年内お仕事です・・・

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Intermediate Zone Cottonシリーズ

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だいぶ寒くなってきましたね〜、フライトJKもそろそろ厚めの物を着たく
なります。という事で先週のLight Zone L-2シリーズに続いて、本日は
Intermediate ZoneのフライトJKの紹介とまいります。

Intermediate Zoneとは摂氏10℃〜-10℃の気温域をさす、航空生理学上の
用語です。まあ簡単に言うと先週のLight Zone よりもっと寒いところで着る
フライトJKだと思って下さい。

本日はIntermediate Zoneの中でも1943年から製造が始まったCotton製の
シリーズを順番に紹介します。

まずは写真上、アメリカ陸軍航空隊初のCotton製フライトJK B-10です。
B-10は1943年〜1944年のわずか1年しか生産されなかった現存数の少ない
布製フライトJKです。たった1年にもかかわらずいくつかの細部変更があり、
初期〜後期でディティールに違いがあります。
私のB-10は、マニアの間でも1番人気の白タグ スタッグコート社製の初期型
です。しかもリブニット交換無し、衿ボアの硬化無し、オリジナルコンマーZip
完動と、ここまで程度の良いのは珍しいです。更にゴールデンサイズの38!

次に写真中、B-10の後継者1944年から製造のB-15です。そのデザインから
B-10よりも人気がありますが、現存数はB-10に比べると非常に多いです。
よってマニアはB-15を評価する時に、程度はもちろんですが、製造元がどこで
あるかが大事でになってきます。このB-15は人気のラフ ウェア社製造の黒タグ
に白文字になります。

最後に写真下、一見上のB-15と同じに見えますが、このB-15は珍しいコットン
ナイロン製のフライトJKです。写真でも少しわかると思いますが、生地に光沢
があります。後にB-15Bから始まるナイロンシリーズにつながる貴重な逸品だ
と思われます。

どうでしょう、こんな感じで?ちょっとマニアック過ぎ?
次回はB-15Aの紹介を楽しみに待っていて下さい。

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Light Zone L-2シリーズ

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ワンコロも無事に退院し、やっと落ち着いて来たので、久々にVintage
コレクションの紹介をしたいと思います。季節的にナイロンフライトJKの
やや薄め&軽めのアメリカ空軍ライトゾーン、通称L-2シリーズの紹介です。

まずは写真上、最初期型L-2です。これは11月11日の記事で紹介したレザー
のA-2に代わり1945年からアメリカ陸軍航空隊に採用されたライトゾーン
初のナイロンJKです、フロントがクラウンのスプリングジップ
エポレットに中尉の階級章と言うマニア推奨の逸品です、ここまで状態の
良い物はなかなか見つかりません。

次に写真中、L-2Aです。こちらは1947年アメリカ陸軍航空隊から空軍が
独立した際、シンボルカラーがエアフォースブルー(私のパンヘッドと
同じ色(o^-^o) )になった時のL-2の次世代フライトJKです。こちらは
エポレットに大佐の階級章です。こちらも貴重な品です。

そして写真下、ご存知みんなに人気のL-2Bですね、ヴィンテージに興味が
ない人も、MA-1とこのL-2Bは知っていると思いますが。1970年代まで
続いたロングセラーの中でも、このL-2Bはフロント&シガレットポケット
にクラウンジップが装着されている1950年代の1stモデルです。カラーも
ブルーからセージグリーンに代わり、より最近のモデルに近くなっております。
こちらもエポレットに大佐の階級章です。

以上、簡単に説明しましたが、フライトJKの中でも割合うすく着やすいので
私の愛用品となっています。次回は機会を見てIntermediate Zoneの
フライトJKたちを紹介します。嫌がられても紹介しますから〜

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