こんばんは!
この間は夏日だったのでヴィンテージのリンガーTを紹介しまた。
今日は 一気に3月に逆戻りしたような冷たい雨の降る寒い1日でした。
まだまだ冬物ジャケットいけるんじゃねっ!??
と いうことで
ひさしぶりに グリズリージャケットの話でもしますかね!
グリズリーJK、通称『熊ジャン』です
今日は俺の熊ジャンコレクションの中でもオーソドックスな、熊ジャンの教科書みたいな1着!
1930’s Grizzly Jacket -Laskinlamb-
1930年代のヴィンテージ・グリズリージャケットです。
見ての通り身頃と表衿にボアが使われていて、熊みたい見えることから熊ジャンパー、略して熊ジャンと呼ばれています。
1930年代の防寒用アウターウェアですが、当時まだバイク乗り専用のライダースジャケットが本格的に生産されていなかったことから、バイカー達にモーターサイクル用ジャケットとして着用される事も多かったため、ライダースJKに分類されることもあるウェアです。
今日紹介したグリズリージャケットは、熊ジャンのなかでも最も有名と言っていい
Laskinlamb のタグが付きます。
どこぞのレプリカ屋がタグまで復刻しているLaskinlambです!笑
もちろん表革はホースハイド
肩ヨーク切り替えになっていて、肩の部分にボアが付かない一般的なタイプ
これによって セットインスリーブなのですが後ろから見るとラグランに見えるのが特徴です。
フロントネックは
チンストラップにコの字ファスナー留め
ファスナーは 30’s ハトメ扇TALON
袖口はカフス接ぎではなく 筒袖のバックルアジャスターストラップ
裾ウエストベルトは脇縫い目に挟み込みでフロントピンバックルどめ
ま、わてのこの熊ジャンのピンバックルは折れてますがな!笑
数年前、愛車パンヘッドから降りる際に 分割タンクの端っこに引っ掛けてボッキリ!
・・・凹む!
まぁ、ヴィンテージだろうが所詮洋服!着てなんぼ!飾って見るもんじゃない!というのが俺のポリシーだから 気にしない!気にしない!
(^_^;)
こんなこともあったしな!笑
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
気を取り直して、、
腰ポケットは片玉縁の両端 ハトメ補強
身頃裏は太綾織のウール地、袖裏がスレキ
ヴィンテージの熊ジャンによく見かける全面裏地張り替えとかではなく 完全に綺麗な状態でオリジナルの裏地が残っています。
このように、王道ディティールで 茶ボア×茶レザー 『Laskinlamb』の1930年代ヴィンテージ・グリズリーJK
だいぶヤレてボアのスレもあり、ピンバックルの折れ(笑)もありますが、革の硬化もなく、裏地の張り替え フロントファスナーの交換もない まだまだ長く着れる状態の俺の熊ジャンでした!
因みに、この程度の熊ジャンで 人気のラスキンとなるとヴィンテージショップで25万〜30万ってとこですかね?
で、 話はVintageだけで終わらない!w
こんな熊ジャンを所有して細部まで熟知している俺だから パタンナーの仕事にいかせるワケです!
以前紹介した
RUDOに掲載された
EXILE の アパレル部門、LDH apparel のブランド
今はなき伝説の COALBLACK から発売された 熊ジャン!!
これも 俺の仕事です!! ( ̄^ ̄) v
このように 俺のヴィンテージは マニアのコレクションではないのです!!
仕事の必要経費なんです!!笑
因みに、RUDO表紙の瑛太が着ているライダースも俺のパターンです!w
さて今日も、EIJU BLOG のほとんどの読者が 「だからなに!?」という反応でしょうが、、、俺はめげません!!
次回のヴィンテージは 何にしようかな〜 !? ♪