Intermediate Zone B-15B

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ここのところ、季節ものの記事が多かったので、待望のVintageシリーズに
いきたいと思います(望まれてないのは理解してますが・・・)

前回までIntermediate Zoneのコットンシリーズを紹介して参りましたが、
今回はいよいよIntermediate Zoneのナイロンシリーズに突入して行きます!

その先駆者は、もちろん前回B-15Aに続くB-15Bでございます。
大2次世界大戦終了後1945年8月29日、アメリカ陸軍航空隊フライトJKの
スペックNo.3220Bが制定されました。これがB-15シリーズ初のナイロン版
タイプB-15Bです。

B-15BはナイロンフライトJKの中でも最も古いオリーブグリーンのアウター
シェルを使った、L-2 N-2 N-3と同時期のものです。
特にB-15Bは他のフライトJKよりも現存数が少なく、古着Vintage市場でも
人気・価値が高いアイテムです。

私がコレクションするこのB-15Bは、60年以上の歳月を全く感じさせない
ほぼデッドストックに近い状態を保っており、レプリカでは絶対に出せない
Vintage独特の雰囲気があります。

タグはB-15Bを代表するGARDNER CORPORATION製造のもので、タグ下
には着用を重ねると消えてしまう、白印字のエアフォースマークが残ってます
当然左肩のエアフォースマークもくっきり残っており、フロントタロンZipや
レザーボンベタブ・シガーポケットの棒タロン・ポケットのドットボタン等も
まったく使用感の無い綺麗な状態です。
おそらく朝鮮戦争時にも1度も着用されていないのでは無いでしょうか。

またまた新年そうそう長い蘊蓄話に御付き合い有難うございます。
次回のIntermediate Zoneナイロンシリーズはちょっとヤバイです( ̄▽ ̄)

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