YOU’RE SIXTEEN / DREAMIN’

今日は私の大好きなJohnny Burnetteのレコードを紹介します。
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東芝音楽工業株式会社発売の LIBERTY RECORDS 国内盤EPのオリジナル
YOU’RE SIXTEEN / DREAMIN’ です。しかも貴重な赤盤!!

ジョニー・バーネットはロカビリー好きにとってはカリスマ的存在のバンド
Johnny Burnette Rock’nroll Trio のボーカルです。
1950年代前半にジョニー・バーネットがお兄さんのドーシー・バーネットと
友人のポール・バーリソンの3人でカントリー色の濃いジョニー・バーネット
ロックンロールトリオと言うバンドを結成したのが高校生の時、卒業後も3
人は働きながらバンドを続け地元メンフィスのクラブで演奏し、マイナーレ
コード会社「ヴォン」からデビューしましたが、失敗!

その後高校時代からの友人、あのエルビス・プレスリーがサンレコードから
衝撃的なデビューをしたのに触発され、再度自分達もサンレコードでチャレ
ンジしたのですが、社長のサム・フィリップスには認められず、また失敗!

3度目のチャンスは1956年〜1957年にコーラル・レコードから与えられ、
7枚のシングルをレコーディングしたのですが、やはりここでも成功を逸す
ることは出来ず、トリオは解散してしまいました。しかし、この頃にレコー
ディングした「Rock-abilly Boogie」や「Tear It Up」「Lonsome Train」
が後にロカビリーファンに認められ Johnny Burnette Rock’nroll Trio
ロカビリーのカリスマバンドになったのです。私も個人的にはロカビリーと
してのこの3曲メッチャ好きです!

そして、トリオ解散後にソロになったジョニー・バーネットはリバティー
レコードの専属歌手になり、1960年ポップバラードの「
DREAMIN’」が全
米のヒットチャートの上位に入り、やっと日の目を見る事ができたのです。
続いて2作目の「YOU’RE SIXTEEN」が全米の8位になり、ジョニーの生涯
で最大のヒットを記録する事になりました。
この2曲が収録されているのが、本日紹介した国内盤のレコードになります。
とくに「YOU’RE SIXTEEN 」はあのアメグラにも使われている名曲です。
こうしてポップスで成功し、後にロカビリーとしても認められたジョニー・
バーネットは現在でも、オールディーズファンからもロカビリーファンから
も愛される存在なのです。
残念ながら本人は1964年、私が産まれる2年前にボート事故で30歳という
若さであの世へ逝ってしまいました。

今日は、ポップスとしての YOU’RE SIXTEEN  そしてロカビリーとしての
Lonsome Trainを歌う最高にカッコいいJohnny Burnette 2映像をどうぞ

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